懸魚製作日記
「懸魚」とは?
まずは何て読むのかわかりませんよね~?
「げぎょ」と読みます。そして懸魚(げぎょ)とは何ぞや??
と調べますと難しい言葉が色々出てきまして(^^;
一番簡単に言うと下記のような感じです!
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懸魚(げぎょ)は、神社仏閣の屋根に取り付けた妻飾りです。
近くの神社や寺院を訪ねて屋根の鬼瓦がある辺りを見ると破風板に
吊り下げてあります。
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簡単にと言っても「妻飾り(つまかざり)」や「破風板(はふいた)」なんて
わかりませんよね?
専門用語は説明しきれないので、、、割愛させて頂いて(笑)
もう少し、懸魚のお勉強をいたしますと、
「懸魚とは,屋根の破風板につけて棟木や桁の木口を隠す,彫刻や透彫りの
飾り板のことです。棟木や桁の木口を風雨から守るためにつけた板が装飾化
したものと言われています。」ともあります。
そして、
「火に弱い木造寺院を火災から守るため,水に強い魚の飾りを屋根にほどこして,
防火の願いを込めて火除けのまじないとしたのがはじまりとされています。」
なのだそうです!なので「魚」の文字が付くんでしょうかね。
でも日本では魚の形をしたものはないとも書いてありますが。。。
~所説あり~なのでしょうか(*^^*)
何に付け歴史的な物、事、は奥が深すぎて簡単には書けませんね(^^;
ようやく本題ですが(笑)
今年の夏はいろいろなお仕事のご依頼がありまして(^o^)丿
その中で、柏崎の「椎谷観音堂」さんの茅葺き交換に伴い、修繕工事として
懸魚の製作依頼を受けました!
海の近くにあり、少し高台から海を眺めるような位置にあります(´ー`)ゝ
社長が椎谷観音堂さんに初めて伺った時はこんなにいい天気だったんですね~。
ところが!私が取付時にどうしても見てみたい!とついて行った日は
どしゃ降りで(ToT)/~~~
全然景色どころじゃなかったです。。。(涙)
・・・という事で、懸魚のお話が長くなったので、製作日記は続きます(笑)
by めご
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